小売切替申請は累計3,837万件 — OCCTO公表値で誤読を避ける点
OCCTOは8月12日、スイッチング支援システムの7月31日時点の利用状況を公表した。累計のスイッチング開始申請は約3,837万件、情報照会は約9億3,918万件。ただし情報照会は契約切替の準備件数と同じではなく、申請件数も監視等委の累積スイッチング件数とは定義が違う。小売競争の動きを読む前に、数字の意味を分ける必要があります。
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OCCTOは8月12日、スイッチング支援システムの7月31日時点の利用状況を公表した。累計のスイッチング開始申請は約3,837万件、情報照会は約9億3,918万件。ただし情報照会は契約切替の準備件数と同じではなく、申請件数も監視等委の累積スイッチング件数とは定義が違う。小売競争の動きを読む前に、数字の意味を分ける必要があります。
九州電力は2026年11月1日から託送料金見直しを電気料金へ反映し、高圧以上では燃料費調整単価の算定に使う平均燃料価格を3か月平均から単月へ見直す。料金単価は9月を目途に公表予定で、請求影響は託送料金と燃料費調整の2つを分けて確認したい。
OCCTOは、2030年度を対象実需給年度とする2026年度容量市場メインオークションの登録・応札スケジュールと需要曲線を公表した。事業者情報と電源等情報の登録は8月3日に始まり、応札は10月13〜23日、約定結果は12月頃の予定。電源側は、登録期限、期待容量、需要曲線の目標調達量1億9,691万kWを分けて確認したい。
関西・中国・四国・北陸の2026年9月分電気料金では、燃料価格上昇の一方で国の料金支援が8月分より大きくなる。モデル料金は関西で260円、中国・四国で96円、北陸で117円下がるため、燃料費調整単価と支援額を分けて確認したい。
JERAの2026年度第1四半期は、売上収益9,043億円、親会社帰属四半期利益1,231億円だった。読むべき点は、利益額の大きさだけではなく、燃料費調整の影響を除いた利益、LNG・石炭関連収支、年度見通し2,800億円との関係を分けることです。
OCCTOは2026年度応札分の長期脱炭素電源オークション募集要綱案と容量確保契約約款案について、7月21日から8月3日17時まで意見募集を始めた。発電投資と小売負担の両方に関わるため、参加要件、落札後手続き、容量拠出金を分けて確認したい。
JERAは袖ケ浦火力発電所の既設1〜4号機を段階的に廃止・撤去し、新1〜3号機を置く計画で、環境影響評価方法書を提出した。現時点で見るべき点は、発電所更新の結論ではなく、縦覧・説明会で何が調査対象になるかだ。
JERAはPETRONAS LNG社と、2028年から20年間、年間最大約200万トンのLNG売買契約を結んだ。短期の燃料ニュースではなく、LNG火力を夏冬の需要が高い時期に使えるか、調達先を分散できるかを確認する材料になる。
OCCTOは2029年度実需給向けの容量市場業務マニュアルを公表した。発電事業者や容量提供事業者は、余力活用契約、追加登録、市場退出、ペナルティ対応の確認が必要になる。
OCCTOの6月9日会合は、需給調整市場の取引状況と、調整力指令・出力制御指令が重なる場合の扱いを議題にする。制度設計が運用細部へ移っている点が重要だ。
OCCTOは実需給2025年度上期分について、容量拠出金の未回収分を約0億円、経済的ペナルティの徴収で生じた差額等を約41億円と公表した。年次精算の予見性を高める情報として読む必要がある。