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最新の328件を表示しています。

国内電力市場

小売切替申請は累計3,837万件 — OCCTO公表値で誤読を避ける点

OCCTOは8月12日、スイッチング支援システムの7月31日時点の利用状況を公表した。累計のスイッチング開始申請は約3,837万件、情報照会は約9億3,918万件。ただし情報照会は契約切替の準備件数と同じではなく、申請件数も監視等委の累積スイッチング件数とは定義が違う。小売競争の動きを読む前に、数字の意味を分ける必要があります。

再エネ・PPA

境港バイオマス2.8万kWが運開 — 地域材と廃材を電源にする確認点

中部電力など6社が出資する境港昭和町バイオマス発電合同会社は8月3日、グリーンパワーさかいみなとの営業運転を開始した。発電出力は28,110kW、年間発電電力量は約2億kWhで、燃料は中国地方の未利用間伐材、一般木材、建設廃材、木質ペレットなど。電源量だけでなく、燃料調達と地域運用を分けて見たい案件です。

再エネ・PPA

木曽の太陽光2.1万kWが着工 — 旧ゴルフ場を電源に変える時の確認点

中部電力は8月7日、長野県木曽町の旧ゴルフ場跡地でメガソーラーきその建設工事に着手した。発電出力は21,000kW、年間発電電力量は約3,500万kWhで、2027年9月の運転開始を目指す。再エネ開発では、出力だけでなく、跡地利用、地域説明、送配電接続、運転開始時期を分けて確認したい。

送電費用は大口需要へ直接割り当てる流れへ — Dominion事案が示すデータセンター負担

Utility Diveは、Virginia州規制当局がDominionに対し、データセンター等の大口需要に一部送電費用を直接割り当てる方針を命じたと報じた。日本でも、誰のための系統増強か、一般需要家負担と個別負担を分ける視点が重要になる。

ERCOT大口需要は2030年に電源が追いつかない — 80%超の接続申込で見るAI負荷

Utility Diveは、Ascend Analyticsの分析として、ERCOTで接続を求める新規大口需要の80%超は2030年までに対応する発電設備が同時に稼働しない見通しだと報じた。日本でも、需要申込と電源・送電の同時完成確度を分けて見る必要がある。

データセンター負荷にも系統耐性が問われる — PJM 3,800MW停止が示す接続条件

Utility Diveは、PJMが北部Virginiaのデータセンター負荷約3,800MW停止を受け、計算負荷向けのride-through条件を検討していると報じた。日本でも、大口需要は電源確保だけでなく、瞬時停止時の系統影響と接続条件を分けて見る必要がある。

データセンター政策は蓄電池を条件にし始める — 豪州、電力義務を3方向で整理

Energy-Storage.Newsは、豪州でデータセンターの電力義務をめぐる政策が3方向で進み、蓄電池がコンプライアンス手段として浮上していると報じた。日本でも、データセンター誘致を電源、系統、需要抑制条件で分けて見る必要がある。

系統・送配電

島の電力孤立は海底送電で変わるか — キプロス・イスラエル接続が示す費用分担論点

The Times of Israel/APは、Great Seas Interconnectorにフランスの投資会社Meridiamが参加し、キプロスと欧州、将来的にイスラエルを結ぶ電力連系計画が進むと報じた。日本では島しょ・広域連系を、供給安定、費用分担、地域負担に分けて見る材料になる。

系統・送配電

系統接続の回答誤りでMETI指導 — 発電事業者は回答根拠を再確認したい

東京電力パワーグリッドは8月6日、公開していた系統情報の一部誤りと、事前相談・接続検討の回答誤りについて、経済産業省から指導を受けたと公表した。発電事業者にとっては、過去回答をそのまま前提にせず、系統情報、工事費負担金、工期、再発防止策の実施状況を分けて確認するニュースです。

系統・送配電

日食は太陽光の急変試験になる — 欧米系統が8月12日に見るランプ対応

pv magazineは、Solcastの分析として、8月12日の日食が欧州と米国の太陽光出力を短時間で変化させ、系統運用のランプ対応を試す機会になると報じた。日本でも太陽光比率が高い地域では、天候イベントを需給運用の訓練データとして扱う視点が重要になる。

国内電力市場

2030年度容量市場、登録は8月3日開始 — 応札は10月、結果は12月予定

OCCTOは、2030年度を対象実需給年度とする2026年度容量市場メインオークションの登録・応札スケジュールと需要曲線を公表した。事業者情報と電源等情報の登録は8月3日に始まり、応札は10月13〜23日、約定結果は12月頃の予定。電源側は、登録期限、期待容量、需要曲線の目標調達量1億9,691万kWを分けて確認したい。

データセンター契約は「落とせる1GW」まで問う — Southernの17GW大口需要が示す条件

Utility Diveは、Southern Co.の契約済み大口需要が17GWに増え、OpenAI関連の3.2GWデータセンター契約に1GWの柔軟な需要応答が入ったと報じた。日本でも、大口需要は容量だけでなくピーク時にどこまで下げられるかを契約で見る段階に入る。

系統・送配電

マイクログリッドは補助金対象から州の強靭化策へ — 米7億ドル法案が示す分散電源の扱い

Utility Diveは、米国でマイクログリッドと分散型エネルギー資源を州エネルギープログラム補助の対象にし、州主導の系統強靭化プログラムを設ける7億ドル法案を報じた。日本でも、防災電源を個別設備ではなく地域レジリエンスの制度として見る必要がある。

AIデータセンターは風力の隣でも制御条件が要る — テキサス承認が示す接続契約の論点

テキサス州のAIデータセンター併設案は、風力発電所の隣に置くだけではなく、非常時の急速な出力抑制と市場参加条件を契約で決める段階に入った。日本でも大口需要は接続容量だけでなく、落とし方を先に見る必要がある。

再エネ・PPA

浮遊軸型風車の海上実証が始動、国産浮体式風力は壱岐の20kW機から見る

電源開発、東京電力HD、中部電力など6社は、長崎県壱岐市の海域で浮遊軸型風車(FAWT)の小型実験機を設置し、2026年7月2日から1年間の海上実証を始めた。日本では遠浅海域が限られるため、浮体式洋上風力のコストと国産化を分けて見る材料になる。

系統・送配電

大口需要と系統用蓄電池の接続条件が厳格化 — 中部電力PG約款、10月1日実施へ

中部電力パワーグリッドは、託送供給等約款の変更認可を7月22日に公表した。特別高圧の大口需要申込みでは工事費負担金の入金期限が供給承諾から3か月となり、非FIT・非FIP電源では連系承諾から2か月以内の用地権原書類提出が条件になる。

データセンター脱炭素は電源購入だけでは足りない — Amazonが語る系統強化の論点

Canary Mediaは、AWSのエネルギー・水戦略担当者への取材で、データセンターの持続可能性を電源購入、系統強化、地域便益の組み合わせとして整理した。日本でも大口需要の脱炭素は、PPAだけでなく系統・水・地域説明を含めて見る必要がある。

国内電力市場

2026年度長期脱炭素電源オークション、8月3日まで意見募集を確認する段階へ

OCCTOは2026年度応札分の長期脱炭素電源オークション募集要綱案と容量確保契約約款案について、7月21日から8月3日17時まで意見募集を始めた。発電投資と小売負担の両方に関わるため、参加要件、落札後手続き、容量拠出金を分けて確認したい。

系統・送配電

九州送配電が収入見通しを年901億円増で申請、託送料金は11月変更予定

九州電力送配電は2026年7月10日、レベニューキャップ制度に基づく収入見通しの変更承認を申請した。2026年11月以降の収入見通しは年平均5,928億円、現行から年平均901億円増。託送料金は審査・承認後に11月1日から新料金適用予定としている。

AIデータセンター需要は発電計画を前倒しする — BofAが示す100GW超の不足論点

Utility Diveは、Bank of America分析として、2030年までに米国のデータセンター需要が計画済みの電源追加を100GW超上回る可能性を報じた。日本でも、データセンター誘致は発電・蓄電池・自家電源・接続時期を一体で見る課題になる。

データセンター接続は「柔軟に動ける需要」が有利へ — FERC大型需要指令の読み方

Utility Diveは、FERCの大型需要に関するshow cause orderを受け、データセンター開発者は柔軟な運用を示せるほど接続を進めやすくなると論じた。日本でも大口需要の接続では、契約容量だけでなく負荷制御・自家電源・停止条件が論点になる。

AIデータセンターは800V直流で揺れを抑える — IEEEが示す電力変動対策

IEEE Spectrumは、AIデータセンターの急な電力変動を抑える技術として800V直流、AI UPS、STATCOM、LVRTを組み合わせる考え方を紹介した。日本では、電源確保だけでなく瞬時変動・低電圧時運転・系統保護を接続条件として見る必要がある。

データセンター接続は家庭の省エネ投資と結びつく — New Jersey新法の負担設計

Canary Mediaは、New Jersey州でデータセンターが家庭の省エネ設備に資金を出すことで、系統接続を早め得る新法を報じた。日本でも大口需要の接続では、系統増強だけでなく需要削減・地域還元・費用負担を同時に見る必要がある。

JERA、次世代地熱の米Quaiseに出資 国内地熱の選択肢拡大につながるか

JERAは2026年7月14日、ミリ波掘削で超高温岩体地熱を目指す米Quaise Energyへの出資を公表した。国内導入は未定で、世界第3位の地熱資源ポテンシャルをどう電源化するか、地下調査、自然公園・温泉地域との合意、系統接続、実証段階を分けて確認したい。

家庭用太陽光と蓄電池がAI計算を支える — Sunrun実証が示す分散データセンターの入口

Sunrunは家庭用太陽光・蓄電池ネットワークを使う「分散データセンター」実証を発表した。大口AI需要を発電所と送電線だけで受けるのではなく、住宅側の分散設備を計算資源と電力調整の両方に使う発想が論点になる。

アリゾナのデータセンター需要で屋根上太陽光に再注目 — 大口需要は近くの電源も見る段階に

アリゾナ州ではデータセンター増加で電力確保が課題となり、屋根上太陽光と蓄電池を地域の系統資産として見る議論が出ている。日本でも大口需要の近くにある分散型資源を地図に入れる必要がある。

データセンターは20%超ずらせば系統コストを下げ得る、ただし排出増も — MIT研究

MIT研究は、データセンターが消費電力の20%超を非ピークへ移せれば系統コストを下げ得る一方、地域によって排出増も起きると示した。日本では接続量だけでなく、時間帯と電源構成を分けて見る必要がある。

AI需要は系統費用まで含めて接続する時代へ — オレゴン州PGE制度が示す大口負荷契約

オレゴン州の大口負荷料金枠組みは、データセンターを単なる需要増ではなく、費用と責任を伴う接続案件として扱う動きだ。日本でも接続の速さ、費用負担、撤退時リスクを先にそろえる設計が重要になる。

AIデータセンター電力は「買う」から「電源を増やす」へ — Microsoft・Brookfield 10.5GW枠組みの結論

MicrosoftとBrookfieldの10.5GW超の再エネ供給枠組みは、AIデータセンターの電力調達が電源形成まで含む段階に入ったことを示す。日本ではPPAを価格固定だけでなく、接続・追加性・時間帯整合を含む設計として見る必要がある。

系統・送配電

連系線は発電所ではなく柔軟性を増やす資産 — Viking Link 1.4GWが示す結論

英国・デンマーク間のViking Linkは、発電所を増やすだけでなく、余る地域と足りない地域をつないで運用の幅を増やす価値を示す。日本では地域間連系を設備容量だけでなく、混雑時の運用、費用負担、市場連携まで含む柔軟性として設計する必要がある。